この木、なんの木、気になる木

日立製作所は通称「日立の樹」の独占的撮影権を取得したと発表した(2007/2/13かな?)
ハワイ・オアフ島の「モアナルア・ガーデンパーク」にある大木で、公園を管理する地元企業と年間約40万ドルで契約した。
本来は「モンキーポッド」という中南米原産の樹木らしい。取得の経緯は、公園を所有していた財団のオーナーが死亡したので、公園を売却し樹も伐採される噂が立ったが、オーナーの親族が経営する企業が公園を買い取ったのを機に、独占的撮影権の契約を結んだ、そうだ。契約金は公園の維持管理にも使われる。

この樹は、一度見に行ったことがある。樹も大きかったが、すごく明るい場所だった印象がある(公園だし、何だかだだっ広かった)。子供の頃から知っている歌と樹なので、その後しばらく「日立 世界ふしぎ発見!」の後で、何となくとても身近に感じた。
でも、オーナーの死亡がキッカケというから、時代の流れを感じずにはいられない。それでも、大企業がこういう形でも樹を残そうとする姿勢は、「社会的責任を果たす」意味でも歓迎したい。他の企業も(シャープは熱心だけど)「すごく自然を大事にしています」ってメッセージを、もっと発信しても良いのではないかな、と思う。