危機管理

東京電力福島第一原発の状況は周知のとおり。

原子力安全保安員も東京電力社員も協力会社社員も原子力技術の専門技術者だ。有能な指揮官と後方勤務と事務処理のエキスパート アレックス・キャゼルヌ(銀河英雄伝説の登場人物)のような実務屋がいてこそ、技術者が活きる。専門家に任せれば安心だ、と考えた時点で思考停止だ。これがこの現状の原因だと思う。惜しい、悔しい。


被災地支援も考える。
ボランティアや義援金など目立ってきた。でも被災地の県や市町村に色々任せるには、当事者にすべてを任せるという仕組みから、原発の対応と同じ構図じゃないかな。
被災地の市町村とバックアップする役目を担う市町村をリンクさせる方式を、一刻も早く機能させることがとても重要だと考える。
これなら、活動に余裕のあるバックアップする役目を担う市町村が後方支援活動を行うことで被災地の市町村を直接助けられるし、ボランティア活動だって現地に行かなくても自分の近くでとても重要な活動をすることができる。これって、凄いよ。

これにも指揮官が必要だ。


被災地復興、地域別に支援 全国の政令市、国に要請へ
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011031701000829.html
2011年3月17日 19時50分 東京新聞